副業にも役に立つ、電子書籍の作り方 どのような方が出版したらいいのかについてのガイド 高齢者編 その⑦

 

どのような方が電子書籍を制作したらいいのか?電子書籍を出版するとどんなメリットがあるのかをガイドしていきます。

 

学習好きの退職者の方

退職をされても、勉強をしたい、学びたいという高齢者の方も少なくありません。老人大学や高齢者大学などと言われて、学習環境を選び、好きな学習を続けている方が多くいらっしゃいます。

 

まだ、心身ともに健康で、新しいことを学んだり、大学に行って受講したりされている方が多くいるということは素敵なことです。

 

そんな方にも電子出版はおススメです。

 

勉強に対する意欲はいいことなのですが、学んで終わりでいいのでしょうか?新しいことを勉強する喜びに浸っている方も多いのですが、興味を満たすことで満足しているのは残念な一面でもあります。

 

生きがいにも副業にもなる電子書籍

高齢者の方が学んだことで満足するのは実はもったいないことなのです。

 

若い方は、新しいハイテクなどの学習等では力を発揮できますが、苦手なものもあります。それが洞察力、理解力、批判や創造の能力などの結晶性知性というものです。

 

高齢者の方の利点は、今までの経験と学んだことが化学反応を起こして、新しい視点や他の方が気づかない独自の視点といった考察ができるということです。結晶性知性は年を取っても、上昇をし続けているとも言われます。

 

それなのにその知性を活かして発表をしないのはもったいないことだと思いませんか?

 

高齢者の方は、文章化して原稿を書くのに時間がかかるかもしれません。仕事をされていないか、短い時間の仕事だけで生活をしている方も見られます。そうした方はゆっくりでもいいですので原稿を書き進めることです。

 

熱心に学習をされている高齢者の方にとって大事な点は、研究を発表することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

3つの視点から考えてみましょう。

第一に自分自身にとっては電子書籍の出版はやりがいになります。

 

高齢者大学、退職者大学という場所で、教えてもらうというだけでなく、今度はそれを人に伝えて、電子出版という形を通して教えるということになりますので、生きがいになります。

 

第二に、他者に対しては、その姿勢は人生の先輩として一つのモデルをもたらすことができます。

 

第三としては、社会に対しては、今まで培われてきた経験との融合で新しい見解をもたらすということは、社会に価値をもたらすということになります。

 

社会に対する貢献をすることができます。長い経験の中で培われた洞察をもとに本を書くことで、その分野に新しい見解を提示することや1歩前進をさせることができます。

 

学びで大事なのはアウトプット、発信すること、学んだことを自身の視点でまとめて発表することです。

 

そうした成果を発表するのに最適なのが本になります。電子書籍でしたら、ずっと読める本になります。紙の本ですと、古くなると捨てられ忘れ去られてしまいます。絶版になって読めなくなることが多いです。

 

電子書籍の便利な点は、友達や知人に出版していることを伝え、タイトルを言うことで、ダウンロードしてもらえることです。紙の本のように重い本を持って行ってプレゼントするということも不便です。

 

電子書籍出版は副業にもなりますが、利益をそれほど狙わないのでしたら、最低の価格に設定しておけばいいです。そうすれば購入していただく相手にとっても負担はあまりありません。

 

実際、地域で育ててきた野菜の育て方などの本を出版した方もいらっしゃいます。電子出版でしたらテーマは自由です。

 

歴史、園芸、ビジネス、哲学、魚釣り、登山、着物の着付け、郷土料理、各分野の専門書・・・なんでもいいのですが、1歩前進させてやるという気持ちで取り組むことで評価される本ができます。

 

電子書籍の出版ガイドを見て、出版にチャレンジしてみてください。