副業にも役に立つ、電子書籍の作り方 メールマガジン編 その③
その③
電子書籍の作り方で大事なメールアドレスを取得、そして配信を行う仕組みについて解説します。
残る電子書籍のメールアドレス
電子書籍の作り方で大事な点です。原稿の中にメールアドレスを取得するためのリンクを貼ることができます。そして、これが紙の本と違うところになります。
紙の本にリンクを記載していても、興味のある方は、調べて登録してくれますが、電子書籍のように1クリックで登録できるという便利さはありません。
電子書籍だとこれができるのです。
メールアドレスが残るというのが電子書籍の便利な点です。紙の本ですと、著者と読者との関係性は本を買って読んでもらったということで終わりです。
著者としては、情報を届けるためにはまた、紙の本を出版して買って読んでもらわなくてはなりませんが、そうすると、1冊の本を書くための労力をつぎ込まなくてはならないこととまた読んでもらえるのかという問題が出てきます。
関係性を維持するためには、メールアドレスを取得し、メールマガジンを配信するのがいい方法です。
書いた原稿の中にメール配信用のURLを貼る
メール取得のためのURLをどうやって貼るのかは初めての方はわからないでしょうが、それも心配はいりません。メール配信業者によるサービスがありますので、そちらに質問をしながら設置をすればいいだけです。
このメールを配信するシステムには、メール商人、オレンジメールなど業者がありますので、自分の気に入ったシステムを使うといいでしょう。
影響力を発揮するための電子書籍の作り方
メールを配信するといっても、よくあるような怪しい情報を提供してだますようなメールを流すというのではありません。また、いきなり販売中心のメールを送り付けるというわけではありません。
例えば、美肌の維持に悩む女性に適切な内容のメールで、どのように美肌を維持すればいいのかという具体的な内容を、教えていきます。顧客にはその情報を知りたいというニーズがありますから、それを伝えて教育をしていきます。
顧客にはそのニーズがあってこの本を購入したのですから、いい情報を与えていくことは当然のことになります。ですので、電子書籍を出版する際にもターゲット層はどのようなものであるかをしっかり考えておかないと、教育もうまくいきません。
そして、そのあとで、気に入った方には、おススメの美容グッズを買ってもらったり、講座を受講してもらったりするのです。おススメの美容グッズや講座は最低でも、平均よりは良いものにしておかなくてはなりません。
できれば、評価されている業界でのトップクラスのものであるとなおよいです。利益率が高いからという理由で何でも販売してしまうと1時期は、利益が増えますが、ブランドとしての価値が下がってしまいます。
電子書籍の全体像
全体像から考えると、最初にニーズの分析と対象となる人を考える。
次に、電子書籍を出版する。
そしてメールアドレスで有益な情報を配信する。
メールアドレスの中で、自社の製品やアフィリエイトしたいものを販売して利益を出す
という流れです。
利益化するのは、メルマガ発行以降になり、後半で収益化するということが大事になります。すぐに利益の出る副業と違って、構築に時間がかかりますが、その分長く続けられます。
信頼関係を作るには、価値を与えるということが大事になりますので、先に利益を得ようとしないことです。先に価値のある情報を電子書籍とメールマガジンで与えるという姿勢が大事です。
対照的なのは詐欺メールです。知らないメールがいきなり送り付けられて、
「おめでとうございます。当選しました。これであなたもお金持ちです。」
などの内容のメールが送られてくるという経験をした方も多いでしょう。
この場合は、読者側からすると価値のある情報を得られてもいないという点で解除される可能性が高くなります。また、実際に販売しようとしている投資ツールなども稚拙なもので効果性がないものがほとんどです。
こうしたメールを送り付ける業者は自分の利益を中心としているために価値ある情報を与えず、信頼関係も作らずに、稚拙な投資ツールを売って、顧客には損失を与え、自身の利益だけを先に得ようとしています。
こうした方法とは反対のことをやる必要があります。
電子書籍を書いてそれをビジネスにしようとする方は、知識や情報も信頼のできる情報を載せようとする方が多いです。ネット上では怪しい情報が、根拠のない情報が飛び交っているというのが現状です。中には優れた情報もありますが、少数です。
電子書籍の場合は、その特徴から言って、信頼できる情報の提供で、ブランドを築き、よりよいものを販売し、顧客がより人生を楽しみ、価値を得られるように考えていく必要があるのです。
電子書籍はうまく使えば長く信頼関係を得られるようになります。その中で読者にとって有益な情報を配信しながら利益を得ていくということが大事です。