ハンドメイドで生計を立てるためには? 質問とファンづくりがカギ。
ハンドメイドで生計を立てるために必要なこと。そのカギは自分への質問とファンづくりにあります。
まず、自分への質問をして課題を整理しましょう。
〇自分への質問
①基礎はしっかりしているか
直接、先生について習ったか?あるいはオンライン上の講座を受けたのか?
違いはあるかもしれませんが基本をきちんと教えてもらっているかが大事です。
ブームに乗って、特別な方法を知るのではなく、基本となる技術を習得しているかが今後の成長にかかわってきます。
②自分の力が分かっている?
自分の力を分かっていますか?
自分は初心者です。
もうベテランです。
それは、年数のことでしょうか?
技術のレベルのことでしょうか?
しかし、生計を立てるという質問の答えにはなっていません。
技術は中級者であっても、その個性が認められて販売がうまくいくこともあります。ベテランで技術はあっても、作風がかぶって、販売に苦戦することがあります。
例え、ベテランで、作品が丁寧に作られていても、売れていなければ、生計を立てられていないからです。
③ハンドメイド作品を販売したことがあるのか
生計を立てられるのかどうかのカギは、自分の作ったハンドメイド作品を販売したことがあるかどうかにかかっています。
生計を立てるとは、売って、お金をいただくことです。
単純にうまいのか下手なのか?
長く勉強しているのか?
という問題ではありません。
当たり前のことですが、売れれば、生計は立てられます。
生計を立てられるかという質問に答えるためには、販売することです。
例え、初心者でも基礎技術を学んでハンドメイド作品をいくつか作って、販売するのです。
できれば、お客さんが直接買うマーケットでも販売してみて、その反応を見たり、質問したり、聞いたりしておくことが大事です。
④結果
ハンドメイド作品を販売してみて、その結果を見てみましょう。
多く売れたのか?少なく売れたのか?
それだけでなく
売れたものと売れなかったものがあるはずです。
売れるものの傾向が理解できていますか。
販売する。
売れた。
売れたものの傾向が分かった。
この条件をクリアして、初めて、生計を立てられるかどうかの答えを得ることができます。
〇ファンづくりがハンドメイド作品で生計を立てるためのカギ
一時的に売れたとしても、その販売実績がずっと続くとは限りません。
一生売れ続けるかどうかのカギは、
継続して自分のハンドメイド作品のファンになってもらえるか
です。
ファンづくりというと世界観のある作品を作ることが大事と考えるかもしれません。しかし、それだけではうまくいきません。お客様は、別の作家の世界観を求めることがあるからです。
①コロナでわかった生き残れるかどうかの基準
コロナウイルスが、広がり、お店での販売ができなくなりました。
その際に、キャッシュを得たお店と物が売れずに売り上げが落ち込んで経営をやめてしまったお店が出ました。
その違いを知ることができれば、生計を立てるヒントになります。
お店の商品の質に違いがあったからでしょうか?いいえ違います。コロナウイルス以前には同じように良く商品は売れていたのです。
答えは、情報が、お客様に伝わったかです。
店主は、売るものは作れるのですが、お客様が来てくれません。当然、売り上げが落ちます。しかし、売るものがあるという情報を伝えることができません。
コロナウイルスの中でも、利益を出していた店は、お客様に商品を知ってもらって販売することができました。
それが、SNSで、知ってもらうことでした。
フェイスブックやツイッターで告知して買ってもらうことができました。
しかし、この告知では、お客様に届くかどうかわかりません。お客様が見るかどうかはわからないからです。
その中で、一番確実だったのは、メルマガです。
メルマガで以前からのお客様に、商品を告知して、購入してもらうことができたのです。
②自分のハンドメイド作品のファンになり続けてもらっているか?
もう一つの問題は、お客様の心です。
人間の心は、目移りします。
一時期はお客様はあなたのハンドメイド作品を求めていたかもしれません。
しかし、お客様は既成ブランドのものが欲しくなったリ、食べ物に興味を持ったり、旅行に興味を持ったりします。
これは、人間なので当たり前のことです。
ここで、メルマガの出番です。メルマガは、お客様のところにダイレクトに届きます。移り気なファンも適的に情報を受け取っていると、あなたのハンドメイド作品のことを思い出してくれます。
他のSNSは、お客様が、見ないと、見なくなります。
ユーチューブなどで情報発信していても、お客様が、他のドラマに興味を持つと、そのユーチューブを見なくなります。
電子書籍を販売して、リストを摂ることでお客様に情報を配信することができます。
電子書籍の意義はココにあります。
③ハンドメイド作品を値引きをしないで済むかが生計を立てるカギ
生計を立てるポイントは、
作品の売れ残りを少なくすること。投げ売りを減らすこと。
教室やワークショップで教えること。
です。
売れ残りを減らすためには、情報を配信することです。
教室やワークショップを開くことは、労力はかかりますが、指導料を得られます。指導そのものは、コストとはかかりません。
その際に、自分の作品を紹介することもできます。
更に、直接話をすることで、売れるハンドメイド作品の傾向をつかむことができます。
直接話を聞く機会が少なくなると、独りよがりな作品になることがあります。これは、長く生計を立てようとする場合には、問題になります。
その際の集客はどうするのか?
電子書籍で取得したリストで、告知すればいいのです。
参考にしてみてください。