副業は夜間にする?午前中にする?それとも、夜明けにする?

 

副業というと、通常の会社勤務が7時に終わるとしたら、それから、食事して夜中の2時まで、居酒屋のバイトをする。または、人が起きていない時間に早く起きて新聞配達などの仕事をする。こうした発想が出てくる方が多いです。これは時間と肉体を使って仕事をしようということです。

 

これは、若くて体力のある方なら、こうした選択肢もあっていいかもしれませんが、中高年になって体力が衰えてきたときにこうした選択肢が果たしていいのかどうかということは考えておくべきです。

 

それに加えて、こうしたバイトは時間給で、お金が固定されています。1時的には、東京オリンピックまでは、外国の観光客の方が増えるということで、飲食店や居酒屋などで人手不足のため、アルバイトしようと思えば、仕事はやりやすいことでしょう。すぐに手に入る1200円?は欲しいかもしれませんが、立ち止まって考えることをお勧めします。

 

それに対して、ネットを使った副業ならば、時間に縛られることがありません。場所も自宅でも、交通機関に乗っているときでも可能なものもあります。相手側(バイト先の会社)の都合に縛られることがありません。自由な時間選択が可能になります。

 

もう一つ大事なポイントは、居酒屋や新聞配達のバイトでは、1時間当たりの金額が固定されているので、まじめにやっても努力しても、得られるお金がほぼ変わらないということです。しかも東京オリンピック以降はこの1時的な好景気が続くのかどうかも不透明です。オリンピック後は、多くの国で不況になったといわれています。そのときに、夜間や早朝バイトで同じ金額を得られるでしょうか?

 

インターネット上の副業には時間選択という自由のほかに、もう一つ利点があります。スキルを上げると時間単価が上がります。たとえば、SNSを使って、セールスをするということは最初はやったことがないので(みんなはじめは初心者です。)、躊躇するかと思いますが、慣れてくると成約率が上がります。すると時間単価にすると、バイトの時間単価を上回ることになります。

 

たとえば、居酒屋や新聞配達のバイトを、1日5時間夜間や早朝で、20日間やったとすると、1か月で100時間なので、1200円×100=12万円です。それに対して、ネット上で、10万円の案件を、セールスして、2件売れれば、20万円になりますので、これでバイトよりも上回ることになります。スマホがあれば場所も時間も自由で、自宅でも移動中でも、行えます。

 

しかし、ネット上のセールスで100時間もかけて、2件というのは少なすぎます。100時間かければ、モノによりますが、4、5件以上は成約しますので、40~50万円は利益が出るということになります。

 

これはお客様にとってもよい案件であることが条件の一つになります。また、最初は、どうすればわからないので、そのノウハウも学ばなくてはならないということもありますが。

 

 

すぐにできそうなバイトを考える前に、何をすればよいかを考えてみてはいかがでしょうか?

 

インターネットビジネス見分け方 詐欺?本物?

 

 

〇 顔出ししていれば、詐欺ではない?

インターネットビジネスの世界では顔出し詐欺は当たり前になっています。顔を出していても、つながっているのは、ネット上であり、会う可能性がほぼないので、顔を出しても構わないということになります。「顔出ししているから詐欺ではない」は、成立しません。

 

〇 関係性で見る。同業者の推薦はあてにならない。

ある強い空手の流派で、顧問に中国拳法の方が顧問になっているというケースがありました。これは見なくてもこの中国拳法の顧問の方は実力がある可能性が高いということになります。

ネットビジネスではこのビジネスがいかにすごいかという宣伝を、行っていますが、中身がいいかどうかはわかりません。同じ業界の方が推薦していても、これは同じ業界の方同士が、人間関係上推薦をしなくてはならないからです。

ですが、違う団体や業界の方が写真に載っていたり、推薦を行っていたりする場合には注目すべきです。違う団体の方に恥をかかせると、とんでもなくクレームが出てきますから成功させなくてはならないという圧力がかかってきます。

 

〇 過去の実績で見る。

興味のある案件があってもすぐに買わずに、過去の実績を見る必要があります。前回販売したものが詐欺性の高いものでしたら、要注意です。ネットで検索すれば出てきます。

 

 

〇 宣伝文と宣伝動画を見ない。

宣伝文は、中身をあまり知らないセールスレターを書く専門家(コピーライター)によって書かれています。ですので、10億、3億、1億という数字があふれます。1日に2万円、3万円、7万円稼げますという文句が出てきます。冷静に眺め、どういう仕組みなのかを理解することが大事です。読んでも仕組みが分からないものには手を出さないことです。

今はシナリオを描いて、それを動画にして宣伝をしているケースが増えてきました。

動画に出ている人が話している内容が、シナリオを暗記して読んでいるかのように見えるものがあります。この場合は、主催者は別にいて、その人は代表者として演技をしているだけです。

 

〇 拡張性

ビジネスは利益の拡大を目指しています。当たり前ですよね。ですが、宣伝文句に「今回限りで2度と募集をしません。」という文句が出てきます。これは、期間限定をされるとつい買いたくなってしまうという人間心理を利用しているのです。

本当に、2度目の募集をしないのでしたら、それは詐欺商材の可能性が高いです。利益を増やすためには購入者、会員を増やさなくてはならないのですから、2度目の募集がないということはありません。2度目の募集やビジネスを拡張させようとしないのは、自分のビジネスに自信がないからです。そして、億万長者になれるといって、メールアドレスやラインを登録した人に、アフィリエイトでほかの人の案件を紹介して自らが儲ける仕組みになっています。

2度目の募集といってもやり方はいくつかあります。分かりやすいのは第1期、第2期・・・と募集をかける方法です。別の方法としては、最初の購入者を募集して、あとはこの第一期の生徒に、募集をかけさせるというものです。こうすると第2期は自動的に募集が行われているということになります。別の表現をすると、最初は親を作り、この親に紹介を行わせるというビジネスモデルです。

MLMもこの1つになります。MLMは1時期、物販で評判が悪かったのですが、MLMそのものが悪いわけではなく、将来的には、洗練されたMLMも出てくることでしょう。アメリカではMLMアフィリエイトの一つととらえられ、日本ほど参入に抵抗はないようです。

なぜ、拡張性が大事かというと、拡張性が成り立つには、ビジネスの中身がしっかりしていることが必然だからです。

 

〇 質問する

電話相談やLINEでの相談をしている業者がありますが、その場合には質問をすることです。

たとえば 1日5万円稼げますというビジネスの案件を見た時に、

「いくらの投資額に対して5万円なのか?」と聞きます。

業者はそうした単純な質問にも答えることができません。

本当に稼ぐことができますか?と念を押すと、「そんなに、稼げるわけないじゃないですか。」と正直に答えた業者もいます。(笑)

もちろん、稼げないのに強く推してくる業者もいますから要注意です。

日本が、景気が良かったころには影を潜めていた押し売りなどの手法が復活しつつあるようです。電話番号を登録するとしつこく営業のプロ集団から電話がかかってくることも増えてきています。注意すべきです。

 

〇 コミュニティがあるか?弟子がいるか?

本物のビジネス、投資を実践していれば、自ずとコミュニティや弟子ができます。しかし、ネット上でビジネスを販売するときに出てくる弟子はアルバイトであるケースが多いです。たとえば、サイン通りにスマホをクリックしただけで「○万円儲かりました。」と弟子が出てくることがありますが、本当の弟子ではありません。

また、株式投資のセミナーを開催して実際には、大した中身でもなかったのに、その会で写真を撮り、その写真を公開して、多くの弟子がいるかのように見せかける人もいます。本当に弟子がいるかどうかは確かめなくてはなりません。良いビジネスを行っていれば、弟子が増え、コミュニティが構築されます。詐欺的なビジネスを行っている人は、「私はみんなのところに会いに行きます」といっていても、実際にそのような会を持つことがありません。