短発、短時間バイトを副業とするときの注意点。
短発、短時間バイトを副業とするときの注意点。
お金ほしいなーという気持ちが出ると、手を出してしまうのが、単発バイトってやつです。
短時間のバイトを1回やるというやつですが、これは経験として社会勉強になるというくらいでやるのがよいです。
ですが、ここで問題がでてきます。それは、お金を得るために自分の時間と体を切り売りしてしまう癖がつくことです。
社会勉強をするつもりなら、たくさんのバイトをして、自分の適性を考えて本業にするというように持っていけばよいです。
しかし、単発、短時間のバイトの習慣をつけてしまうと本業を何にするのかよりも、惰性でお金が欲しくなると「単発バイト」、お金が無くなると「単発バイト」ということになりかねません。
慣れてしまうと、それがコンフォートゾーンになってしまって、声がかかると続けてやってしまうことになります。
S君は、遊ぶお金が欲しくて、そのために仕方なく単発バイト、短時間バイトをしていました。
それが続いて、高校を卒業してから、なんと6年間も単発バイトでお金を稼いでは、それで友達と遊ぶということを繰り返していました。
さすがに25歳になると
「おれ、もうすぐ30だぜ。このままでいいのか?」
と焦るようになりました。
将来の方向性も見えないし、このまま年取って、職業は何ですかと聞かれて、「バイトです」いうわけにもいかないし、と言って、勉強も得意なものがあったわけではなく、このままずるずる行くのが怖いけど友達と会って笑っていると、なんだか不安はごまかせるし、という毎日の繰り返しでした。
ですが、なんとなくS君は自分で起業したいとも思っていました。
理由は、年とってもずっとバイトだとみじめな感じがしていたことと、友達からネットで稼いでいるという話を聞いたからです。
単発バイトは、お金がすぐに入るので、いいと思っている人がいます。
ですが、社会勉強として自分の経験を増やして、将来の仕事を選ぶ際の自分の適性を考えている人には良いのですが、そうではなく、遊ぶお金とか生活するお金がすぐに欲しいという理由だけでしていると、自分の方向性を見失う可能性があるということに気が付くでしょう。
では、この適性ですが、人と接するのがいいのか、それとも裏方でパソコンをたたきながら、文章で宣伝をするような仕事がいいのか、企画を立てるのかいいのか、先頭に立って指揮をするのが合っているのか、どんな仕事に就くと自分が生かせるのか自分のことが分かることが大事です。
S君は起業をしようと考えていますが、あなたはいかがでしょうか?
実は、起業を視野に入れるということが必要な時代になってきます。アメリカでは副業から起業をするという人たちが増えています。
知識情報を得てそれを生かすだけの社会から、無料、有料のツールや工場製品など既に存在する使えるものを使い、主にネットを通して、自分で起業をするという流れがすでに出始めています。
いずれ日本でも、起業社会になり、多くの人が起業を考えるようになってきます。
AIやコンピューターの発達によって、これから今までの仕事がなくなってきます。そして、新しい仕事を作っていく時代に日本もなっていくのです。