競馬、宝くじ、FXなどの自動売買ツール、パチンコ、スロットは副業になるのか?魅力的だけど危険な罠のある副業の実態とは?
競馬、宝くじ、FXなどの自動売買ツール、パチンコ、スロットは副業になるのか?魅力的だけど危険な罠のある副業の実態とは?
競馬ソフト、コンピューターによる売買システムを試してみた。
最近のコンピューターで分析するという競馬システム、競馬ソフトは、よくできています。過去のデータを取り込んで、予想をすると確かにかなりの確率で当たります。技術の進歩を取り込んで、作ってあるので、よくできてはいるのですが、使っているうちに問題が出てきました・・・。
少しずつ利益が出てきて喜んでいたら、ある時、全部外れて、赤字分が、1日で今までの利益を全部0にして、更に、マイナスにしてしまいました。今のソフトはそれなりによくできていて、データ分析もしっかりできています。だからと言って100パーセントあたり、利益が常に出るというわけではありません。
これは、コツコツどっかん型の副業です。コツコツどっかん型というのは、利益が少しずつ出ていて(コツコツ)いいなと思っていたら、ごっそり損失が(どっかんと)出てしまって、赤字になってしまうもののことを言います。
同じようなタイプが、自動売買ソフトです。この自動売買ソフトも進化してはいるのですが問題点があります。為替差益を利用するFXなどによく見られますが、あるロジックに基づいたシステムを作って、それに合った動きがあれば、利益が出ます。
問題点は、このシステムは、急激な変化やロジックと違う動きをされてしまうと、ついていけず大きな赤字を出してしまうということです。宣伝には、利益が出ると書いていますが、その利益は、ロジック通りに進んだ場合のケースについてです。ロジック通りに進んでいるときは、確かにその通りなのですが、ある時、ロジック通りに進まない状況が発生してしまいます。
そして、販売業者の宣伝文には、損失を被った時のことは載せていません。現代の日本では、すべてのことについて書く必要がないということなのでしょうが・・・。
宝くじで大儲け?
宝くじはどうでしょうか?宝くじの利益率が悪いことをご存知の方も多いでしょうが、宝くじ売り場で、「この売り場で1億出ました。」という旗を見たことはある方は多いでしょう。ですが「この売り場で、9999人の方は損失を被っています。」という旗を見たことはありません。(苦笑)
宝くじについて正直にデータに基づけば、損失について書いている旗がたくさん並ぶことになるのです。
実際には宝くじは、買い続けても損失の方が多いという結果になります。これはコツコツ損失、どっかんと大儲け(ただしあなた以外の方が儲けることが多いです。笑)モデルです。
パチンコ、スロットは記憶の勘違い?
パチンコやスロットはどうでしょうか?パチンコ、スロットの問題点はいくつかありますが、習慣化してしまうことです。また、儲けた時の記憶が強烈で、その興奮が忘れられずに通い続けてしまいます。負けた時の記憶を、数少ない勝利の興奮の記憶が上回り、勝ち越している錯覚を引き起こします。
この罠から抜け出す方法の一つは、つぎ込んだお金とその損失と利益をノートに記録するということです。1か月毎日、記録をとり続けて、数値化すると赤字が続いていることが分かります。すると、暗い気持ちになるかもしれませんが、勝利の興奮も客観的に見ると、ほんの少しだけなのだということに気づくことができます。
FXなどの自動売買ツール、競馬ソフトはシステムにお任せになりますので、コントロールがききません。
宝くじは運のよい人以外は、損失しかありません。運頼みです。
スロット、パチンコは、戦略を持っている人の中には実は稼いでいる人もいます。ただしこれは、かなりその情報に精通している人で、それに基づいて判断ができる人でないと難しいのです。